バーチャルリアリティー(以下VR)の投影に最適な、プロフェッショナル向け段ボール製プロジェクションドーム「ProVR」キットの世界初の購入者(ファーストカスタマー)、デジタルハリウッド大学様に納品&組み立て設置をしてきました。
元はと言えば…僕がワークショップなどで様々な段ボールドームを作っていて、それがプロダクト化できないかな〜と悩んでいた時に、デジタルハリウッド大学の学長さんがVRドームを探していると伝え聞き、昨年末に急遽始まった段ボール製のVRドームを作るプロジェクト。
長年の経験を生かし、わずか1ヶ月で基本設計を終えて、幾度となく試作を繰り返し、全部で2ヶ月で納品に間に合った超スピード開発プロダクト。その最初のキッカケをいただいた大学への納品ですから、緊張感を持って万全の準備で挑みます。
4種類のパーツを、今回ProVRドームを卒業制作に使う学生さんとスタッフ3名で、黙々と組み合わせること約3時間。
大学の顔であるエントランスホールのとても目立つ場所に、白い陶器のように見える段ボール製ドームが誕生したのでした。
まだ投影する環境がない〜とのことなので、今日は組み立てるだけで終了。
組み立てている最中、組み上がったドームともに、ホールを行き来する人たちが興味深く眺め、実際にドームの中に顔を突っ込んで、あれに使える〜これに使える〜または使いたい!というお話を多数お聞かせいただきました。
エントランスホールの海のクラゲの様な照明とマッチして、なんだか不思議なオブジェと化したドーム。