設置場所を決める上で注意すべきことは?

設置場所を決める上で注意すべきことは?

水気と日当たり、それに天井、床などです。

「水気」は、ダンボールは水に弱い素材です。濡れると、ダンボールを構成する3枚の紙(表紙と中芯(波々した紙)と裏紙)を張り合わせているコーンスターチが水に溶けて接着力を失い破断します。また湿気が85%以上だと強度が半分以下になるためドーム形状を保てなくなる場合があります。「湿気」と「水気」の多い場所、屋外や屋根だけある場所(水に濡れなくても湿気は多い)には設置できません。

「日当たり」は、ペーパードームに日が当たると、その高い密閉度により内部が高温になり熱射病などを誘発する可能性があります。また日があたっている面は高温に、その反対面との温度差が生じることでダンボールが曲がりドーム形状が変形する恐れがあります。窓から少し離れた場所など日が当たらない場所に設置してください。

「天井」は、設置予定場所の天井部を見上げて、緊急時の散水に必要なスプリンクラーや、空気が吹き出す空調システムや、意外と高温となるLEDを含めた照明システムと接したり、その動作を妨げない(接触)場所を選んで設置する様にしてください。天井高から約30cmほど離れた位置にドームの頂点部分が来る様にすると安全です。

「床」は、平らな場所に設置してください。すべてのペーパードームは平面に設置することを前提として設計されています。特に最近のVRや360度動画などの高い没入感を体験できるドームの場合は、鑑賞者が見ている世界に入り込んでいる可能性を考慮し、多少足を踏み出しても転倒の可能性が無いよう完全な平面床への設置をお願いします。