小型のドーム型スクリーン「ペーパードーム」の実物の確認と検証、そして小型ドーム投映の技術やノウハウの伝授を目的として開催しているペーパードームの実演体験会「Paperdome Day6(以下PDD6)」を年末差し迫る12/21(木),12/22(金)に東京の本郷で行います。
今回本郷に持って行くのは「Dome Station 150」と弊社がデモや検証用に使っている「PDT150」のプロトタイプ版の2台。
「Dome Station 150」は今年2月のドームフェスタでのデビューから、プラネタリウム100周年やアフターコロナのリアルイベントの復活の波に乗る形で様々な場所&シーンでご活用いただき、そして好評いただいているオールインワンパッケージ製品です。確実にドーム内投影できる仕組みを提供する目的で開発された本製品は、登場と同時に確実に世の中に受け入れられている様です。今回はその30度固定傾斜バージョンをご用意します(下の写真の右手前に庇や防炎遮光カーテンが装着されたものとなります)。
もう1台は、弊社がデモ用や投影検証用に作成して使いまわしているテストベッド「PDT150プロトタイプ」です。
こちらはDomestation150の様にドームとプロジェクタの位置を固定化せずに、まずはドームの角度や高さを決めて、それからプロジェクタの位置を決める~という「鑑賞者の見たい角度&場所にドームを配置する」という、今までのドームの位置に人が合わせるというアプローチとは逆の発想で投影体験するための実験用のペーパードームです。
例えば、ドームをテーブルの上に置いたお椀の様に上向きに配置して上から覗き込む様に設置したり(上から覗き込めば、ドローンで上空から飛んでいる気分が味わえます)垂直に立てかけてVRや360動画を楽しんだり、コンテンツに応じた魅せ方も可能になっています。
前回と同様、事前予約制で他の方の目を気にすることなく投映体験いただける「体験会」と、自分で投影してみたり、撮影した360度動画やVRコンテンツを歩き回ってみたり~などの、持ち込みコンテンツや検証も自由に行い技術的な検証もすることが可能な「実験会」の2部構成となります。知りたいこと、試したいことに応じて参加いただければ幸いです。もちろん両方参加いただても問題ありません。
PaperDome Day6の概要
【会場】
D&Sギャラリー 〒113-0033 東京都文京区本郷2-18-9 ドームヒルズ本郷 2A Google Mapでみる
【日時】
体験会=12/21(木)13:00~17:15、12/22(金)9:00~17:00 ※無料、要予約。
実際に投映する様子を体験したり、映り具合や範囲を確認したり具体的なペーパードームの利活用の検証機会を提供します。1組30分の入替性なので具体的な案件相談や実際の企画映像の投映なども可能です。なお予約の無い方はご利用いただけません。※グループの場合は代表者のみ登録ください。
>「体験会」の予約枠が全て埋まりました。ご予約ありがとうございました。(2023/12/19/15:54)
実験会=12/21(木)18:00~22:00 ※無料、実験参加者は要登録、見学者は登録不要。
自由&気軽に思い付くまま色々なコンテンツ(自作welcome)をドーム投映し検証&楽しむことができる唯一無二なオープンな創造の場です。がしかし実験できる時間が少ないので登録した人は必ず参加いただきたいです。もし止むを得ない事情で参加が難しくなった場合は、他の方に枠を使っていただける様に「なるはや」のキャンセル告知をお願いします。※詳細は上記リンク先ページでご確認ください。
【使用予定の機器類】
1)「Dome Station150」(30度固定傾斜タイプの直径1.5mの半球ドーム型スクリーン)
ドーム映像のプレヴュー&鑑賞だけでなく、その映像をリアルタイムに制作や編集するためのクリエイティブツールとして活用いただける、ドーム&投映機器&投映用プレイヤー&遮光システムなどが全てパッケージ化されたプロダクトです。周囲の環境に左右されずに、イツでもドコでも利活用いただけます。※屋内限定
- スクリーン=ドームの宿命「内部反射」を極力抑えコントラストの高いままの投映が可能な直径1.5mのプロフェッショナル用途向け半球ドーム型スクリーン。
- フレーム=1人でも簡単に移動できるキャスター付きアルミフレーム製のスタンド。ドーム型スクリーンとプロジェクタを一体化することで常に安定した投映が可能です。また段ボール製のスクリーンを一体化することで、スクリーンの型崩れを防止して比較的長期での利用を可能にしてます。
- 投映機器=レーザー光源のFHDプロジェクタ(2000ANSI)と広角レンズコンバーターを一体化することで常に安定した投映を実現。またレーザー光源により長期での安定的な運用が可能です。
- 投映プレイヤー=ペーパードーム専用プレイヤー「Amateras Paperdome Player」を使用。無償版ではロゴが表示された状態で全ての機能がご利用いただけます。※有償ライセンスをレンタルまたはご購入いただくとロゴが非表示になります。
2)「PDT150プロトタイプ」(角度可変な直径1.5mの半球ドーム型スクリーン)
- スクリーン=ドームの宿命「内部反射」を極力抑えコントラストの高いままの投映が可能な直径1.5mのプロフェッショナル用途向け半球ドーム型スクリーン。製品版と異なり全国でのデモンストレーションを実現するために宅急便で送れる大きさに分割された所謂ヤマト仕様。
- フレーム=1人でも簡単に移動できるキャスター付きアルミフレーム製のスタンド。ドーム型スクリーンと一体化することでスクリーンの型崩れを防止して比較的長期での利用を可能にしてます。またドームの型崩れを防ぐ基本フレーム部分と、無段階の角度の調整や高さ調整が可能なスタンド部を分けることでドーム型スクリーンを目的に応じて好きな高さ&角度で固定できます。
- 投映機器=LED光源の4Kプロジェクタ(3000ANSI)と広角レンズコンバーターを可変の野良アダプターで調整&固定できるのでアイデア次第で好きな角度から比較的安定した姿勢で投影できます。
- 投映プレイヤー=ペーパードーム専用プレイヤー「Amateras Paperdome Player」を使用。無償版ではロゴが表示された状態で全ての機能がご利用いただけます。※有償ライセンスをレンタルまたはご購入いただくとロゴが非表示になります。
【お問い合わせ】
体験会、実験会のご質問、ご確認、ご相談などございましたらお気軽にhello[at]paper-dome.comまでご連絡ください。※[at]は@に置き換え。
両会とも時間が限られていますので、心配事や事前に確認しておきたいことなど、些細な事でも遠慮なくご連絡ください。よろしくお願いいたします。
【ダウンロード】
【ご注意】
- 上記「使用機材」に含まれない物品は、ご自身でご用意ください。
- 高いPCスペックなど特別な投映環境が必要な場合には、ご自身でご用意ください。※予めAmateras Paperdome Player(無償版)をインストールしておくことを強くお勧めします。
- 会場の通信環境は一般家庭レベル以下とお考えいただき、大容量のダウンロードや太い回線を必要とするコンテンツ投映は難しいとお考え下さい。その場合は自身で高速モバイル環境をご用意いただくか、事前ダウンロード&オフラインで動く事を確認しておくなどの準備をお願いします。
- 実験会は複数の方々と2台の投影環境を順番で共有する事となりますので、占有時間は、なるべく短くなる様にポイントを絞って実験していただく事を目指してください。
- 実験会は、その性格上あらゆるコンテンツの投映を想定しているため、投映シーン(コンテンツが映り込んでいるもの)のSNSなどでの共有は禁止します。
- ドーム内投影をしたい方はエクイレクタングラーまたはドームマスターの何れかの方式でUSBなどで持ち込みください。
- 他の方々、機器、ドームのご迷惑になる様な大音響や危害や破損を加える可能性のあるものは受付けません。
- 一般家屋に近い構成なため、大きな機器の持ち込みはできません。
- マスクの着用やアルコール消毒、検温などは行っていません。心配な方はマスクの着用をお勧めします。
- 周囲に駐車場はありません。電車やバスなどの公共交通のご利用ください。
- ペーパードームは再生紙100%のダンボール製です。破損する恐れのある行為はしないでください。またお子様と一緒に来場する場合は保護者として責任ある振る舞いをお願いします。